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君の後ろに誰かいる

第3章 決断

急ぎ足の俺とそんなに気がのっていない二人を連れて図書館に向かった

(うちの高校では[普通では図書室というのだろう]図書室のことをなぜか図書館という)


しかし時刻はもぅ6時30分
図書館はすでにしまっていた

イライラする俺と
ほっとする二人…

気まずい空気がながれた…

この空気を打ち消すかのように下校の合図のチャイムながれる

そして放送
「完全下校の時間です
校内にいる生徒は速やかに下校しなさい」




『帰ろっか…』
葵が思い口を開ける


『あぁ……』

釈然としないまま帰路に着く

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