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好きでもないのに…

第7章 2人目の転入生



「ふぁ~。よく寝た。まなとはもうおきたのか、まだ6時になったばっかりなのに~」
ジュー

「いいにおい…。」

「あ、これ?フレンチトーストだよ。」

朝、おいしそうな料理がならべられた。

いつもなら、お母さんがトーストにバターをぬったものと野菜ジュースなんだけど…

今日は、

フレンチトーストにココア、ソーダのゼリーだ。

どれもおいしそう~。
「スッゴいおいしい!さすがまなと!!」

「うん。我ながら結構おいしいけどやっぱり、ほのかとのキスが1番おいしいよ。」
「~っ」

「じゃあ、支度できたらいこうか。」

「うん。」

学校

「おはよう~」

「ねぇ、きいた?」

「なにを?」

「今日ね、イタリアから転入生がくるんだって。」

「そうなんだ!男の子?女の子?」

「たぶん、男の子じゃないかな?」

「へぇ~。」

なんだか、いやな予感がする。

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