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seclet*High school

第5章 中学校のあの時。


落ち着いて、話を続ける。


「杉ちゃん…が…私が悠と仲いいのを利用して悠目当てで私と親友のフリをしている…っていうの…?」

下を向いたまま
話す


「…多分な、。俺の友達でも、そーゆーのあったし。酷いよな…だから。だからもうそんなヤツとは仲よくしない方がいい」


悠…なんで?

なんで、そんな事言うのよ‼

「酷いのは悠だよ!!!!そんなの、そんなの信じない!杉ちゃんともう1年間近く一緒にいるんだよ?それくらい、嘘か本当か親友の私がわかるもん‼」


「話を聞「嫌だよ‼また杉ちゃんの悪口言うんでしょ!?」



悠の話を遮る



悠の顔見ると、よく分かる。
思いっきり傷つかせたかも。



ごめん、悠。でも、でも。
悠も酷いんだよ?


「あっ…!!!!
待て、おい!雅!!!!」




気がつくと走り出していた。



真夜中の夜。



そこがどんなに
怖いところか、その時はまだ
知らなかった。



私は本当に



子供だった。

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