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seclet*High school

第5章 中学校のあの時。




「…多分それ、悠君も噂で聞いたんでしょうね。私は友達を利用して、男に近づく、とか?」


その通りだよ。



楽しそうに話す。



「そうね、あってるわよ?現にあなたとの関係は利用しているだけだもの。あはは、それが親友ですって?とんだ勘違いも大概にしなさいよ」


目つきが、かわった。


杉ちゃんとはおもえない。

怖いよ。
まるで、…ヒョウみたい。

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