向かいのお兄さん
第32章 痛さより嬉しさ
『んぁ…や…あ///』
あたしは背中を、猫の伸びのように反り返らせる
「だいぶ、気持ちいいんだろ」
『違ぅ…もん…///』
「どーこーが?」
突然、パンツを下ろされた
きつく締め上げられていた感覚から解放され
あたしは思わず息を吐く
直也は、というと
用意していたゴムをつけていた
「できた」
『…ねぇ…後ろからなんて…やだ』
「何で?」
『痛そうだし…』
あたしは少し俯いた
それを見て、心配させないようにか
直也は優しく微笑んでくれた
「舐めんな、無茶苦茶しねーよ」
『だって…』
「それに、バックが1番犯してる感あるじゃん?」
それはあんたの考えですよね…?
直也はあたしの腰に手を添えると
自分のモノを入口に触れさせた