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高校生になって

第7章 放課後



今は10分休みで
黒板を消している。
でも、背ちっちゃいから上の方まで
とどかない……

そう困ってたら

「届かないなら言えよな」

頭をポンポンと撫でながら
早灘くんは消してくれた。

(みんないるのに……恥ずかし///)


「ありがと」

「おぅ」

と、少し顔を赤らめながら
藤木くんの所にいった。


「いい感じぢゃん♪」

「ふ、風花ぁ!!
恥ずかしかった……」

「ははっ!さっきの乃亜可愛かったよ。
そういえば最近、早灘くんの前で女の子らしいぢゃん。どうしたの?」

わざとらしく言いながら
微笑んでくる

「だって、女の子らしいほうがいいって言ってたから……」

「もぉー、乃亜ちゃん可愛いー♪」

と言って抱きつかれた。


私、女の子らしくできてたかな?
なんか早灘くんの前だと恥ずかしくて
まともに話せなくなっちゃった。

最初の頃は言い合いしてたのになー

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