高校生になって
第10章 文化祭
((おはよー。
今日は1ヶ月後にある文化祭について
話し合うからなー
「文化祭楽しみーっ♪」
今日は妙にテンションが高い風花
「風花どうしたの?」
「私ね、文化祭の後
藤木くん呼び出して告白しようと思うの!!」
「まぢで!?すごいぢゃん
がんばってー」
と言うと風花が全力で睨んでくる
(え………私、何か
気にさわるようなこと言った?)
「はぁー、アンタもよ。
乃亜も告白しなよ」
(告白ねー…………無理っしょ。)
「はい、今心の中で無理って言ったね?
乃亜はさ自分で頑張ろって気はないの?!
そんなんぢゃ、ダメだよ」
「そうかもしれないけど……
早灘くんから告白されたいな…」
風花に聞こえるか聞こえないかくらいの声で呟いた
「あーっ、もう!!!
そうゆうとこが嫌なのよ。
待ってたらチャンス逃しちゃうよ?」
聞こえてたみたい
(嫌って言われたよ………
告白はしたくないけど、風花に嫌われるほうがもっとイヤだ)
「わかった。がんばってみる!」
えらいっと言った風花は
何かを書き始めた
「何書いてんの?」