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高校生になって

第10章 文化祭

「あ、それとー
前半と後半のどっちかだけ
仕事するんだけどどっちがいい?

んじゃ前半の人ー!!」


私と風花
そして早灘くんと藤木くんを含めて
数名の人たちが手をあげた



「じゃあ、後の人は後半に仕事ね。
時間が来たら放送なるから
それに従って!!」




(よしっ、勇気を振り絞って……)


「早灘くん!!
文化祭、一緒にまわろ?」

早灘くんはビックリしたような顔を
したあと、にっこりと微笑んで

「おぅ」と言ってくれた


「やるぢゃん、乃亜」

「がんばった♪
風花も誘った??」



「ううん……………誘われた!!」


「えっ!? すごいぢゃん」

と言いながら
羨ましい

(私から言わなかったら
早灘くんは誘ってくれたかな?)




「乃亜、だいじょうぶ
アンタたちは絶対くっつくから。
乃亜だけが想ってるんぢゃないよ?」

私の思っていることを
見透かしたのか励ましてくれた

「うん♪ありがとっ」

風花のこうゆうとこ大好きだ

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