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高校生になって

第2章 入学式

教室に着いた二人。
私たちは、1ー2だった。

ドアを開けると新鮮な空気。

(カッコいい人いないかな?)




「おぃ。ジャマなんだけど」

……ん?

「乃亜、後ろー」

と風花に言われ振りかえると
180あるかないくらいの
ばり高い男の子が立っていた。

「でかっ」




「お前がちっちぇーんだょ」
キッと睨み言われる。



しっ失礼な。
私だって毎日牛乳飲んで
努力したんだから。


睨み返すと同時に先生の声。


((おぉーい。みんな席着けー


少し苛々しながら席につく。


((よしっ、んじゃ自己紹介から
俺は担任の田川 宗一だ。

((私は副担任の酒井 朋子です。






そうやって一日は終わった。


「乃亜ぁ、一緒に帰ろっ♪」
可愛い風花が笑顔で駆けつける

「うん♪」
ちょっとテンション高めで応える。





「おぃ。お前!!」

ん?私かな?

げっ、さっきの奴だ。

「なに?」



「……は?お前ぢゃねーし。
勘違いすんな。」

イラッ。


「風花かえろー」

少し頭にきたけどスルーしてやる。

「うっ、うん。いいの?」


「何かめんどいもん。」





あー、うっざぁい。
お前じゃなくて名前呼べよ。


………何か思ったより高校って
めんどくさいのかな?



こんなんじゃ彼氏できないよ~

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