テキストサイズ

高校生になって

第10章 文化祭


★side 乃亜☆


「風花ぁ、何て告白したらいいかな?」

うーんと考える

「ベタでいいんぢゃない??
好きですっ みたいな」

(ベタなほうが私らしいかな…)

「風花は何て言うの?」

「んー、私はね
ちょっと言えないかなー笑」

「えっ? 何それー」

フフッと笑う風花は
何か企んでいるようだった





ー1ヶ月後

「おーい!!
前半の人たち着替えて
早くしないと始まるよー」

伊藤くんが呼びかける

「風花……私
ゴスロリとか着れないよ。
しかも猫耳だし」

「いやいや
乃亜バリ似合ってるって!!
可愛いすぎ」

(可愛くないよ
そんなこと言ってる風花が
一番可愛いっつのー)


「風花たち早くしないと始まるよ」

「莉奈ぁ、ゴスロリやだ………」

「そんなこと言われても……
まっ、いいから早くーっ!!!

ご指名くるよ?」


「えっ!? ご指名とかあんの?」

「あったりまえぢゃん♪
乃亜かわいいからご指名たくさん来ると思う!!廊下に写真貼っといたから」


(まぢか………
こうゆうの苦手だな)

ストーリーメニュー

TOPTOPへ