高校生になって
第10章 文化祭
占いをしている教室へ入ると
いらっしゃいませ
1人ずつ入ってください
私は教室の中に入った
占い師さんの顔はわからない
だけど雰囲気が本物っぽい
『あなたの名前は?』
「榊 乃亜です」
『それではさっそく始めますね
……………………
あなたはクラスに
好きな人がいますね?
今日あなたはその人と
進展があります。』
(進展……?)
「ありがとうございます」
教室を出ると
早灘くんが待っていた
「長くなってごめん。
早灘くんも行ってきなよ!!」
「あー、俺はいいや。
そのかわり行きたいとこあるから
ちょっと付き合って」
と歩いていく
早灘くんについて行くと
その場所は
(教室………?)
ーガラッ
誰もいない教室
私たちは入ると
カチャ
鍵を閉められた
「あのさ……………」