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真夏の雨

第11章 噴水

ファッション通りの噴水に腰掛け
朱里に電話をした。


身体中痛すぎた
今日はものすごーく働いた。
ものすごーく充実した。
そして朱里に明日から一緒に居れる
事を早く言いたい。


呼び出し音がこだまする…


不安が押し寄せる


早く

早く


どうしたの?


そんな気持ちがグルグル脳内を
回った。



留守番電話に切り替わり


綺麗な月を見上げながら



しゅり…好きよ。


と 録音した。

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