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真夏の雨

第11章 噴水

玄関のチャイムがなり
桜は、急いで扉を開けにでた


モニターには
胸を押さえる朱里がいた…


扉を開けた瞬間

桜に悟られないよう抱きつき



「疲れたぁ…さくらさぁん…」

うなだれた。


桜は…胸が痛むんじゃないかと
心配で、抱えながらソファーに朱里を据わらせ。温かいココアを出した。


「あつーぃ。でもうまぁーぃ」
朱里は甘えた口調で話した


朱里急に立ち上がったりしたら駄目よ
いまねー若いこの間で貧血が流行ってて据わってるのに急に立ち上がったりしたらだめなんだって…


と言って立ち上がり
チャンポンの準備に取り掛かる



朱里は「大丈夫だよぉ。」と言って
ゆっくり立ち上がり
シャワーに向かった。

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