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真夏の雨

第12章 ぶつかる

朱里は身支度を整えて
桜に早く帰るからと伝え

桜は、珈琲を片手に
朱里の首に腕をまわし
キスをした。



朱里?
今夜、話したいことがあるの
出来るなら家でご飯たべてって…



朱里は、笑顔で
「うん。わかったよ」と
伝え

玄関のドアをあけて
出掛けた。

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