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真夏の雨

第13章 過去

身体に染み渡った雨を
両腕で抱き締め…



いままで…私は
色んな恋愛をして
さよならだって
ちゃんとできるし
忘れかた位わかってる。



朱里…貴方は生きなきゃいけない
生きる可能性があるなら
それにかけなきゃいけない。


朱里っ この数日間
楽しかった…
ありがとう…あなた…誰よりも愛してる。この胸にずっと輝き続けるから。


桜は…ぼーっと雨に打たれ
涙が雨にかわった。

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