テキストサイズ

真夏の雨

第16章 運命

あっ…しゅ…り

激しい雨の音と身体を叩きつける
雨粒
車と人が行き交う交差点


しゅり…身体は?


「さくらさん、僕は大丈夫だよ。もう
僕を捨てないで。僕は、さくらさんの傍に居たいんだよ。だから…」


しゅり…
しゅり…会いたかった


あなたに会いたかったの

ストーリーメニュー

TOPTOPへ