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放課後は図書室で

第8章 待ち伏せ

その後、閉館時間までは静かな時間が過ぎた。

紗耶香達が当番を手伝ってくれたし、莉沙はさりげなく気分が上がるように話をしてくれていた。

おかげで気持ちも少し上がってきて笑顔が出てきたので、みんなも安心してくれた。


こんなときも側に寄り添ってくれるみんなに、ホント、感謝だった。


「まだちょっとやることあるから、戸締まりは大丈夫よ。」


との先生の言葉に、図書室に先生だけを残して私達は帰ることにした。

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