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放課後は図書室で

第10章 秘めた想いと決心

だから、早いうちに、いつもの私に戻らないと。


いつもの、図書室でみんなとのんびり過ごす日常に…。



でも、そう思うと心が空っぽになるような気がした。


これは、やっぱり、恋なのかな?


突然やってきたこのどうしようもない気持ちに、一人で苦笑いするしかなかった。



そして。

先輩に会わないため。先輩ファンにも会わないために…。


入学以来毎日通っていた図書室に、しばらく行かないでおこうと決心をした。

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