
放課後は図書室で
第15章 それでも好きな場所に
「あー、なんか羨ましくなっちゃう。私も、素敵な王子様に見つけてもらいたいな。」
動き出した電車の中で、紗耶香が急に言ったので可笑しくなって吹き出した。
「なにその王子様って…。その前に全然お姫様じゃないじゃん?」
笑いながら返すと、紗耶香は不満気に口を尖らせた。
「例えだよ、例え…。ほら、シンデレラだって、ちゃんと見つけてもらってるじゃん?」
「シンデレラって…。ちゃんと基があるじゃん!夢見る前に、男友達作った方が良くない?」
ニヤっと笑いながら言う紗耶香にあきれて言うと、紗耶香も笑い出した。
動き出した電車の中で、紗耶香が急に言ったので可笑しくなって吹き出した。
「なにその王子様って…。その前に全然お姫様じゃないじゃん?」
笑いながら返すと、紗耶香は不満気に口を尖らせた。
「例えだよ、例え…。ほら、シンデレラだって、ちゃんと見つけてもらってるじゃん?」
「シンデレラって…。ちゃんと基があるじゃん!夢見る前に、男友達作った方が良くない?」
ニヤっと笑いながら言う紗耶香にあきれて言うと、紗耶香も笑い出した。
