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放課後は図書室で

第4章 図書室に訪れた変化

「ちょっと、そこの1年!
あなたたち、どうせ本読んでるだけなら他の所でもいいでしょ?校庭が見渡せる特等席を読書に使うなんてもったいないじゃない。
この場所、私達に譲って他の所に行ってよ!」


突然、私達がいる机が思いっきり叩かれて、びっくりした私達が顔を上げると2年の女子4人が凄い目付きで私達を睨んでいた。



図書室で読書をするな!?

他の所で読め?

ってか、図書室の使い方、おかしくない?



私達は混乱して顔を見合わせた。


「ちょっと!聞いてるの?
さっさとどきなさいよ!」


さっき言った人とは別の人が言った。


この人達、本気で言ってる?

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