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放課後は図書室で

第4章 図書室に訪れた変化

「急にごめん。大丈夫だから。」


私が言うと、安心したようにみんなも笑顔になった。


「ホントに、先輩に言っちゃう?…ね、美希?昨日、先輩の携帯とか聞かなかったの?」


「そんな、聞かないよ!全然!図書委員の仕事の話しかしてないもん。」


ミーハーな莉沙が楽しそうに聞いた。
…莉沙なら聞きかねない気もするけど、私はそんなことする勇気もないし、そもそも聞こうとも思わなかった。


「なーんだ。それなら呼びに行っちゃえば?美希が行けば来てくれるんじゃない?」


莉沙が楽しそうに続けて言うと笑った。

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