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さすが、遥香だ。
遥香はいつもみんなの様子を見ながら、いい案を出してくれる。


「まずは試してみても大丈夫かしら？それで斉藤君が辛かったりとか、まだここで今日のような状態が続くとかあったら、また相談させてもらえる？」


「はい。それはもう構いません。先生や委員のみんなに迷惑をかけるのは委員長として申し訳がないんですが…。
俺ができることはやりますので。」


先生の言葉に先輩が同意すると、先生は笑顔で頷いた。