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放課後は図書室で

第7章 裏目に出た好意

先輩は相変わらずかっこよくて、図書室を歩く姿を思わず目で追ってしまう。


でも、先輩が側に行くと色めき立つ女子がたくさん居て、何だか心が痛い…。


ん?…何で心が痛いんだろう?



もしかして、これって、…恋心?



私はその考えにハッとした。


違う、これは……、憧れだ!


この前のファン達の視線を思い出して身震いすると、私はその思考を頭の中から追い出した。

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