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足跡

第6章 母の企み

何度も言うが

昔からママの言う事は
絶対だった

歯向かって良い思いをした事は一度もなかった


機嫌が悪いママを悪化
させないよう
さっさと車に乗る!


ママは私が車のドアを
閉める間もなく
赤スポーツカーの
アクセルを踏んだ





どうしよう !?
お見合いパーティー(゚〜゚;)

一人?不安だぁ
何話せばいい?


そんな不安を胸に窓の外を眺めていた



= 親の前に紹介出来ないような男は 捨てなさい。
いい事! 男なんてあっちこっちに、やまほど余っているの。
教養のある出来る男をみなさい。その練習と思っていきなさい
あとは立食パーティーって言うから
バイキングのケーキでも食べていなさい

それから
まず着いたら口紅だけは塗りなさいよ。。=


そう言うと駅前の高級ホテル前で車を止め

すかさず ボーイさんが車のドアを開けた

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