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lovestory

第1章 新しい朝

周りを見渡し
胸が痛んだ

想い出が溢れかえる部屋を
どう片付けていけばいいのか…

料理は得意だが
家具の配置や組み合わせは
良樹に任せていたから…


はぁぁ…


携帯が鳴り

寿からだった。


可南子は、ためらいながらも
話を始めた。
良樹との別れと不安…
寿との今後…今までなら、話せなかった事を話した。


寿は、直ぐに可南子のマンションに
現れた。

玄関を開けた可南子の涙を
拭い。

キスを交わした。可南子の首筋に手を置いて引き寄せ抱き締めた。

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