トライデント
第4章 輝ける瞳
レヴォン「そんな事があったのか。」
リディア「はい…。」
リディアの目からはボロボロと涙が零れていた。
レヴォン「リディア、もう泣かないでくれ。」
レヴォンはリディアを抱きしめてあげた。
リディア「レヴォン、様。」
レヴォン「いいんだ、俺の前では目を開けたまま話すんだぞ?」
リディア「ありがとう、レヴォン様!」
リディアもなおいっそう強く抱きしめた。
そのときである。
パアアっと、空から光が降り注いだ。
リディア「た、太陽の光!?」
レヴォン「?
なんだ、ここにもちゃんとお日様はあるじゃねえか!」
2人は笑顔になった。
奇跡が起きたのである。