トライデント
第5章 強きゆえに…
アルテミスの称号は初めから得ていたようだった。
手荒に連れてこられず、まるで姫のように扱われここに連れてこられたのだ。
ゲオルグ「よっ!元気か?デイジー。」
デイジー「ゲオルグ、元気よ!孤児院からは離れちゃったけど、ここのひとはみんな優しいから。」
夜になればゲオルグに会える、他の友達はこの神殿にはいないことは知っていた。
けれどきっといつか会えると月に願っていた。
「おいおい、俺のことも忘れないでくれよ。」
デイジー「ハーデス!今日もあなた達に会えて嬉しい。」
この神殿では仲のよい三人組だった。