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トライデント

第1章 秩序のための別れ


「全知全能の称号の神はこうおっしゃられた。只今より、この世界に三つの国を用意した。そこに3柱の神の称号を得たものをリーダーとして、国を繁栄させてもらうと。この世界は無秩序で、戦争される価値もなく、孤児院に拾われなかった子や、どこにも属さない人達は悲惨な目にあっているという。そう、君たちのお母さんお父さんのようにだ。この世界を変えられるのは君たちしかいないのだ!ではいけ、希望の神々よ、この世界を平和と秩序に導くのだ!」

元老院の話が終わった。



キョトンとしてる子ども、もう居眠りをしてる子どもさえいた。




ゲオルグは分かった、とんでもないことが起こると。



ゲオルグ「あの!待って下さい!!その国々にはどういう基準で送られるのでしょうか!?」



ゲオルグは元老院に叫んだ。



「子どもに与えられた教育とパラメーターによるものとランダムだ。検討を祈る、若き神々よ。」



ゲオルグの納得のいく説明をしないまま、元老院は去っていった。

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