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バン！！！





ｷｰｽ「アイオス様！！危ない！！」




ザクッ！！





ｱｲｵｽ「き、キース！！」





戸惑っているアイオスに矢がとんできたのをキースはかばった。




矢はキースの肩に刺さった。





ﾍﾟﾙｾｳｽ「キース殿！！」





ペルセポネーはすかさず闇のオーラをまとう。




ﾃﾞｲｼﾞｰ「ああっ！！」





ﾍﾟﾙｾﾎﾟﾈｰ「まず一人目…。」












ドシュッッ！！！







闇の弾がキースの腹をつらぬいた。





アイオスの目の前でキースはガクッと倒れる。




ｱｲｵｽ「キーーーース！！！」





ﾍﾟﾙｾｳｽ「ペルセポネー！！！」




キースの身体を支えながらペルセウスはさけんだ。





ｱｲｵｽ「キース、待ってろ、手当てを。」






キースはもはや意識はなさそうだった。





ﾍﾟﾙｾｳｽ「アイオス殿、撤退しなきゃ！」




ｱｲｵｽ「ここまでされて、撤退なんかしてられっか！！うおおおおお！！！！」




怒りでアイオスは死霊に突っ込んだ！！






ﾍﾟﾙｾﾎﾟﾈｰ「ふふふ。」






アイオスは再び集結した目の前の死霊の壁を叩き崩す。






しかしここは砦の一歩前。





突っ込めば危険は待ち構えていた。





弓兵の猛攻撃がアイオスを襲う。






ｱｲｵｽ「くっ！ぐ、ぐあっ！！」




ﾃﾞｲｼﾞｰ「アイオス！！」






アイオスはいくつかは矢を弾いたが、数本刺さってしまった状態だった。





ｱｲｵｽ「ちっ！腕と足が…。」





ﾍﾟﾙｾﾎﾟﾈｰ「さあ、楽にしてやる。」




ペルセポネーは手に闇の弾を作り出した。




ﾃﾞｲｼﾞｰ「やめてええ！！」





ガバッ！！




ﾍﾟﾙｾﾎﾟﾈｰ「いちいち戦いを邪魔するな姫様。これが戦いなんだよ。」



闇の左手でデイジーの顔をぐりぐりと握りしめてペルセポネーは呟いた。





ﾃﾞｲｼﾞｰ「かはっ！」




バタッとデイジーは地面に落ちた。






ﾍﾟﾙｾﾎﾟﾈｰ「しねえ！！」







ドシュッッ！！！






闇の弾は、アイオスをも貫いてしまった。






ﾃﾞｲｼﾞｰ「アイ…オス…。」