トライデント
第4章 輝ける瞳
リディアは目を閉じて、歩き出した。
リディア「ふ、また2人も殺してしまった…。もう私は、」
リディア「!!!」
また一人の男が近づいてきているのが分かる。
「なあ!待ってくれよ!」
リディア「な、なんですか?」
リディアは振り返ったが、目は閉じたままだった。
レヴォン「俺はレヴォン、訳あってこんなとこ来ちゃったんだけど、ここはどこだい??」
リディアは衝撃的だった。
奴隷の男達とは全然違うオーラの持ち主、目を閉じたままのリディアにもはっきり分かる明るさ。
リディア「あなた、何者ですか?ここは奴隷達が集まるアポロンの神殿なのですよ?サボっていたら上の人に重い罰をうけるとか?」