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ルーレット「00」

第4章 愛し方

俺が戸を開けた瞬間、肩をビクンと上げて涙目で俺を見上げて来たリッちゃん。


何でもないはずがない!!



リッちゃんは、股間を押さえながら俺の脇から抜けて、階段を上がって行った。



…まさか、オナってた?!



そう思うと笑わずにいられなかった。

俺がオナニーも、ましてや朝勃ちという生理現象さえも抑制させてきたわけだから、俺に大きく膨れ上がった股間を見られたら何をされるかわからないと思って逃げたんだな?!


あんな風に…
いつも俺のいない所で、自分を慰めていたのか。


可愛いやつ。

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