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ルーレット「00」

第4章 愛し方

ドクドクと波打つ股間を押さえてうずくまった。


恐る恐るパンツを覗くと、絆創膏は赤くなるどころか、血の量でぷかぷかと浮き上がるくらい。



流石にこれは…



予備で多めにとっていた絆創膏を張替えようとズボンと一緒にパンツを下ろすと、階段を降りてくる足音がした。


はっとして、パンツとズボンを急いで上げると、足音に気を取られ…



「あ"!!」



と声を上げ、前かがみで股間を押さえた。

ゆっくりすればいいのに、急いだおかげでパンツが位置をずらして、痛みが走った。

絶対、傷口が開いた!!

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