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ルーレット「00」

第7章 成就

「すげぇ好き。」



そう言った直兄に頭を押さえられ、唇に唇が重なった。

目を見開くと直兄の色っぽい顔があって…



ドクン、ドクン、ドクン


心臓が口から飛び出しそうだ!!



「な………。」



直兄と言おうとしたオレの口の中に、舌が滑り込んで来た。


クチュっと音を鳴らし、柔らかくて生温かい舌が絡んで来て…背中がぞくっとする。

でも…
気持ち良くて…


幸せで…。

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