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変態?思春期だからいいだろw?

第1章 初夏の想い

『だって…顔近…』
やっぱり近くで見てもイケメンだ…
肌もつやつやだし~
とガン見しながら
村本くんの頬を触っていた
『神崎さん…あんまり見たりしないでくれる?』『あっ…ごめん…顔整ってるな~と思って』
『!さらっと言わないでよ~』
と村本くんの頬熱くなるその瞬間愛しく思えた
『て!話し逸らしてもだめだよ?』
『なにが?』
『だから神崎さんは俺の事好きなの?』
『!』
『ねぇ?どうなの!?』
とまた押し倒れた
村本くんの顔が赤く
その隙間から保健室の天井が見えた
天井の色は真っ白
『か~ん~ざ~き~さん?』
とあたしの頬を引っ張られた
『答えますから答えますから!!!』
と言った
そして頬を抓ってた手を離してくれた
『多分…あたし…』
と言った瞬間にチャイムが鳴った

『ちっ…』
『まぁ教室にー』
と起き上がった瞬間
また押し倒れた

『むむむ村本くん!?』
『制服のボタン…俺が開けたから…』
と言って真剣にボタンを閉めてくれた

『だからって押し倒すことはなくない?』
とあたしが言った
『そっちの方が楽だし…キスもしたかったし♪』と言って
キスをしてきた

でもフレンチキス…
『ほれっ!神崎さん教室に帰ろっ!』
と無邪気に笑いながら手を握りしめてくれた
あたしはまた強く握りしめた


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