君と×××。
第2章 x好奇心x
私たちはまず自分の部屋に入り
制服のままは変なので普段着になる。
すると机に置いてあった携帯が
ちかちかと光ってるのが目に入った。
見てみると、メールが1通。
『今日はお父さん残業だって。
帰るのは朝になるみたいだけど
帰らないかもしれないって。
お母さんは今日帰れないから
しっかりご飯食べてお風呂入って
寝なさい』
との事だった。
「『りょうかーい』っと…」
その言葉の通りメールを返して
リビングに向かった。
すりガラスになっているドアには
人影が写っていた。
「…お兄ちゃーん」
ガチャッと扉を開ける。
「今日お母さん達、帰んないかもだって」
「おぅ。
…で、さっきの用事って何だ」
「うん……。
お願いがあるんだけど…いいかな?」
「いいけど、内容にもよるぞ」
「うん、…あのね……っ」