君と×××。
第2章 x好奇心x
「ばっお前それ!
わかって言ってんのかよ!?」
「わっわかってるもん!
もう中2なんだからバカにしないでよね!」
私は発展途上にも拘らず中2にしては
結構大きい胸を張り
自慢げに兄の発言に対抗した。
「う…ぐぅ…!」
それを見た兄は押し黙った。
何かと思って兄の裾を引っ張った。
すると兄は勢いよく顔を上げ
鋭く眼光が光った。
「…おっお兄…ちゃん?」
「お前、わかってるって言ったよな??
ならいいんだな?」
「え……う、うん」
私は怖い顔をした兄に
少々戸惑いながらもしっかりと頷いた。
「じゃあ俺がイかせてやる」