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君のおかげで

第4章 もうひとつの出会い

午後の授業が始まると、空席のはずだった横の席に誰か座っていた

俺はそいつの顔をみた
クラスみんな顔をみている

それもそうだ、俺の横は『あいつ』だったから…

「なんだよー、みんなしてあ、おす!!またあったな」

「はぁ…」
ついため息をついてしまた
「亮!!珍しいな授業でるなんて」

「いや、イケメンがいるって聞いてさ♪」

こいつは珍しいと言われるくらい授業にでてないのか?ってかイケメンとか…
この学校みんなイケメンだって(笑)

「お前とおんなじくらいかっけーだろ!!なんてったってMr.コン…あっ!!」
みんな今度は柏木をみた

柏木は無視しながらもプルプル震えていた

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