
君のおかげで
第7章 後夜祭
「黒崎くん!」
桜田が走ってくる
「ごめんね、私のせいで…
間に合った…?」
「遅刻」
無表情でゆう
「ごめん…」
本気でしょぼくれてる
「はい、お土産」
隼人は桜田にトロフィーを渡し教室にしれっと入っていく
三人はニヤニヤしながらつづく
「これって…」
桜田が驚いていると…
亮が…
「俺ら…軽音部くってきちゃいましたぁぁぁ」
「うぉぉぉお」
教室が歓喜の声でうめつくす
「うちらの友情の証だねっ」
初音がゆうと
「ニコッ」
咲もいつもの笑顔で笑う
「フッ」
隼人も笑った
「じゃあ…後夜祭でさわぐか」
