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叫べ

第3章 話




僕は、俯きながらその場に立ち尽くした。




…これでいい。




ひとりになりたくて来たんだから…。




そう思ってると、ふと道端に咲いている花が目に入った。




その花は、薄い紫色で星の形をしていて、ひっそりとそこに咲いていた。




…なんていう花だろう。




こんなに小さいのに、存在を示すかのように美しく咲いている。






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