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叫べ

第4章 喜






「桔梗…」




僕は桔梗の花にそっと触れた。




花なんて興味ない。




だけど、誰の目にとまるかわからないのに、




一生懸命そこで咲き続ける桔梗の花が、




急に愛おしくなった。









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