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これもお仕事だからしかたないよね..?

第2章 入学式



俺は別に声優の専門学校に
すぐ行くわけじゃあない。


普通に高校行って
普通に過ごして
普通に卒業して
そのあとに専門学校に
行くつもり。

理由はただお金がないから。


「…地図にはこっちて
書いてあるんやけどなぁ。


.....え、これ....?」


目の前には
ものすごく高い門と
お城みたいな校舎が現れた。


ギィー


「おーっ門が勝手に開いたで!」


まだ何にもなれてないせか、
ちょっとしたことでも
テンションはあがりまくり。


少しルンルン気分で
スキップをしながら門の中に入る。


するとちらほら俺と同じ
制服を着た生徒が
歩いてるのが見えてくる。


「入学式ってこのまま
直接体育館やったよな?」


また、誰に 聞くでもなく
一人ごとをつぶやきながら
体育館へと向かう。


 

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