これもお仕事だからしかたないよね..?
第2章 入学式
「お、1年2組。悛、同じクラスだ」
「え?あっ本間やぁっ!」
クラス表を見ると
俺の名前の少し後ろに
水留の名前もあった。
「……あっ」
いきなり水留が声をあげた。
「どなーしたん?」
「蓮………」
蓮?
クラス表を見直すと
水留の上に高柳蓮。
っていう名前があった。
「蓮って、高柳蓮?」
水留は蓮と、つぶやいた
だけやからこの蓮なのか
俺は聞いてみた。
「知ってるのか!?」
「いや、今ここの
クラス表を見て……」
「な、なんだ……そうか……」
俺は聞いたらあかんのかな?
と、思い高柳蓮のことは
何も聞けなかった。