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幼なじみ

第2章 心のモヤモヤ





「あー……」



 翔は、俺という存在に気を遣っているのだろう。


俺の反応をちらちらと伺い、日比木の誘いの返事に迷っているみたいだ。


もしかしなくても俺、今かなーりお邪魔な存在だよな…?


俺は無言で翔とアイコンタクトをとり、行ってこいよと促した。



「…ん、じゃあ行くか。真尋、また明日な」



翔はアイコンタクトをちゃんと理解したようで、俺に手を振り日比木と去って行った。



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