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清純…最強彼女!

第5章 嵐が終わる

「私、汚い?」

『なんで…』

「オッサンに抱かれた。」
『なんか理由あんでしょ。』
「……」

『言わなくていいよ。』

「お金、欲しかったんじゃないの。」

『………。』

「だっていっぱい持ってるでしょ?」

『(笑)そうだな。』

「だけど…」

「寂しかった。」

「それだけ。」

「オッサン見てたらさ、自分と似てるなーって。

きっと寂しいんだろうなって…。

すごい、嬉しそうに…
『アヤ。


もういいから。』

「………

あたしね、アメリカ行く。」

『え…』

「父親が居るの。」

「母親とは…離婚してて、
その…お母さん、再婚してさ。

たらい回しって奴?」

「行くのいやで、家出して、オッサンに愛情分けてもらって、カトウに会った。」

『………そっか。』


『いつ?』

「秋から」

………

………。

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