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あーんと俺の目の前には大好きなゼリーが乗ったスプーン

うん！ゼリーをくれたのはいいんだけど

ねぇ春ちゃん……

なんで”あーん”なの？

ｸｽｸｽ春ちゃんが笑うなか
俺は冷静に考えてた

「…………

春ちゃん

俺もう中３だよ？？」

ゼリーをくれるのは嬉しいよ？だけど
あーんって子供じみたことできないよ？？

「いいじゃないか？
俺にとってはいつまでも可愛い弟なんだから、あーん」

ニコッと優しく微笑む春ちゃん

微笑む春ちゃんに俺は弱い

と言うより

春ちゃんだからしょうがないと思ってしまう


いっか春ちゃんからゼリー貰ったし……

俺は口を開けた