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私の初恋、

第1章 始まり




彼は、一回きりでは無く。

そのあともあたしの帽子をあたしより早く見つけて、


あたしに渡してくれる。


もちろん、眩しい笑顔で。

――――――


「はいっ((ニコッ」

「ありがとう//」



―――
わたしはこの笑顔に圧倒される。

次、

もし次も渡してくれたら。

あたしも笑顔で答えよう。

ありがとうって。


これが第一歩だって。



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