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楽しいプール

第31章 万年筆

若山side


これは俺が
まだやんちゃで馬鹿やってた小学校低学年の頃の話。



「おじーちゃーん、遊ぼー」


『おっ直紀か!おかえり』


俺のじいちゃん。

学校の元教師だった。

今でもみんなから人気で
かっこよくて憧の人。


家が近くてさ、
よく学校帰りとかに
遊びに行ってたんだ。


もぅほんとすっごい
すっごい大好き
だった。


でもあるとき学校で
友達と喧嘩して

イライラしながら
じいちゃん家行ったとき


とにかくすっごい
八つ当たりしちゃったんだ…


それでそのまま
帰った。

まぁその日が
じいちゃんに会った
最後の日なわけ。


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