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楽しいプール

第31章 万年筆



次の日
家に帰って玄関に
ランドセル置いて

「じいちゃん家行ってくる!」

って叫んだら
母さんがリビングから
泣いて出てきた。

俺は

は?みたいな感じ。


『直紀。よく聞きなさい』

俺は今日の朝、じいちゃんが庭の縁台で
眠るように静かに
死んでいたことを
聞かされた。


そして家の中に
遺書があったらしい。

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