楽しいプール
第32章 私とあなた
先生は唇を話して
喋り出した。
『ねぇ美緒…?』
「ん?」
『好き』
「私も」
『好き』
「……」
『好き』
「しつこいです」
『だって好きなんだもん』
夏の生暖かい風が
先生の髪を揺らす。
月明かりに照らされて
なんてゆーか
綺麗だなぁ。
『なにそんなみてんのー?』
ドキッ
「べ、別にみてないですよー」
『ふーん』
先生がニコニコしながら
私をみた。
「なんですかー?」
『……エッチしたいなあ』
小さい声だったが
確かに聞こえた。
「…え?」
『だーかーらー、可愛い美緒ちゃんの中にズボッと!』
「ちょッ/////」
先生は私を噴水の縁に
押し倒した。