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私が恋したのは、ヤンキーくんっっ!!

第2章 出会い




「うわぁぁー☆風が気持ちぃー」



私は、フェンスにしがみつき
屋上からの景色を楽しんだ。



なぜか分かんないけど
涙が込み上げてくる……。


今での学校生活
本当の自分でいた事はなかった。

真面目なキャラを演じてた…


ここ、屋上なら解放できると思った。


声をあげて泣いた。








「フッフッハァァー苦しいょっおォア゛…」


「本当の自分でいたいよぉ…」


「ヒクッ…ヒクッ…フッフッハーーッ」






「てか、マジでうるさいから」




「っっっ!!」

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